結婚後、専業主婦を選んだ女性と仕事を続けた場合の格差

結婚したら女性は家庭に入る

という考えは今やほとんど聞かない状況…

もちろん、専業主婦になりたくて結婚をする人もいる。ではどれだけの格差が生まれるのか?そしてどれだけの夫婦が共働きなのか?を検証してみた。

 

 

今は3人に2人は女性も結婚しても仕事をする時代

どうしても主婦になってくれ!という旦那さんもいるが、男性も結婚相手に仕事を続けて欲しいと願う人もいる。個人的には結婚後も仕事をして欲しいと口で言われると、え?と思いがちだが、実際問題かなりの総合年収に開きがあるのがわかる。

 

ではどれだけの差があるのだろう。

 

例えば、奥さんが正社員で大学卒業後22歳〜60歳まで働き続けるとする。その平均生涯年収は1億4500万ほどと言われている。 

 

それに対して、22歳〜30歳まで正社員で働き一旦子育て等で仕事を辞めたとして、再度37歳頃から60歳までパートタイム要は扶養の範囲内(年収103万)で働いたとする。すると正社員時代、パートタイム時代合わせた平均生涯年収はおおよそ4900万ほどのようだ。

 

結婚しても少しでも年収を増やしたい。貯金をしたいと考えてるのなら、断然正社員で働き続けるのが良いと言えるが、結婚、子育て等でなかなかそのような環境にない人もいる。

 

また忙しい為外食が増えたり、着るもの身につけるものにお金がかかったり、付き合いや美容にお金がかかる場合もある。一概にずっと働き続けるのが良いかは個人主観や出費の差があるので正解はないのかもしれない…

 

そんな中にも、正社員からパートタイムに切り替えバランス良く仕事をする事で貯蓄が増えている家庭もある。これはお金の使い方や習慣、育ち方にも大きく影響してると言えよう。

 

そして何と言ってもどこに重きを置くか?という感覚の違いもある。

 

旅行が好きな家庭もある。ましてや海外旅行となれば大きな出費だ。

パートタイムでそれを賄うのも難しいかもしれない。

 

また、夫の収入も大きく関わりがある。夫の収入が他家庭の倍や数倍あるのなら、海外旅行をしたとしても余るくらいだ。

だからと言って夫の収入に頼りっぱなしというのもどうかと思う…という意見が目立つ。

そこには突然のアクシデントなどで生活が一変してしまう事もあるからだ。そう言った意味では妻も仕事を持っていると安心と言える。

 

つまりその家庭が何にどれだけお金が必要か?というところや、夫の年収の違いなどで格差が生じてしまう現状、不安というのは誰にでも起こりうる事だ。

 

なので、約半数以上の妻が仕事を持つのも不思議ではない。

自立せざるを得ない…という現実もあるのかもしれない。

 

また外に出ている事で若々しく精神状態も安定するという考えもある。

 

昔と違い共働きが当たり前になりつつある背景には、やはり老後の不安や贅沢をしたい、贅沢は望まないがお金がどうしても必要という理由から、今の社会に共働きはマッチしているのでしょう。

 

是非ここは雇用の問題にもっと行政や国が注目し、安心して女性が働ける社会を作り上げていく必要があるに違いない。

 

それもそうだが、お金の使い方改革も念頭に入れて生活する事にも大変意味があると言えるでしょう。